空と湿原に、命の気配がある
根室の自然を語るとき、野鳥の存在は欠かせません。
湖や湿原、海岸線、草原、アカエゾマツの原生林。場所ごとに異なる環境が広がり、その中で、多くの鳥たちが季節を過ごしています。特別な場所へ行かなくても、日常の風景の中で、ふと鳥の姿に出会える環境があります。
野鳥が集まる理由
根室周辺には、風蓮湖や春国岱をはじめ、湿原や水辺が広がっています。これらの環境は、渡り鳥にとって大切な休息地であり、繁殖や越冬の場にもなっています。
春と秋には渡りの季節を迎え、空の表情がにぎやかになります。
季節の変わり目を、鳥たちの動きから感じることができます。
身近に感じる野鳥の姿
タンチョウ、オオワシ、オジロワシ、シマフクロウ。名前を聞くだけで特別に感じる鳥たちも、根室では、自然の流れの中で暮らしています。
遠くから眺めるだけでなく、その存在を「気配」として感じる。そんな距離感が、この土地の特徴です。
観察というより、共にある感覚
野鳥観察を目的に訪れる人もいますが、根室では、観察するというより、同じ空間にいるという感覚に近いかもしれません。
朝の静かな時間帯、湿原に立つタンチョウの姿。冬の海岸線で見かける大きな翼。
自然の一部として、鳥たちがそこにいます。
暮らしと野鳥が重なる瞬間
通勤途中や、休日の散歩の中で、鳥の声が聞こえてくることがあります。
季節が進むにつれて、聞こえる声や見かける姿が変わる。そうした変化が、日々のリズムをつくっています。
この場所が教えてくれること
野鳥が集まるということは、それだけ自然環境が保たれているということ。
人の暮らしと自然が、無理なく隣り合っている。その関係性が、根室の自然の大きな特徴です。







